現役Webデザイナー兼仮想通貨ブロガーの拓海です。国内取引所での投資に慣れてくると、「もっとたくさんの種類の仮想通貨を取引したい」「DeFiやNFTにも挑戦したい」と考えるようになりますよね。
そんな時、次に候補に挙がるのが「海外仮想通貨取引所」です。しかし、言語の壁やセキュリティ面で不安を感じる方も多いはず。この記事では、僕自身の経験も交え、海外取引所のメリット・デメリットを正直に解説し、安全な使い方と選び方を徹底的にガイドします。
海外仮想通貨取引所のメリット(魅力的な点)
国内取引所にはない、海外取引所ならではのメリットは以下の3つです。
1. 取扱通貨数が圧倒的に多い
海外取引所の最大の魅力は、**取扱通貨の豊富さ**です。国内取引所では数十種類程度の通貨しか扱っていませんが、海外取引所では数百種類以上の通貨が取引可能です。これにより、ビットコインやイーサリアム以外の「将来性のあるアルトコイン」を探して投資することができます。
僕も国内取引所から海外取引所に移った際、その通貨数の多さに驚きました。国内ではまだ買えない「お宝銘柄」を探す楽しみは、海外取引所ならではです。
2. 柔軟なレバレッジ取引やDeFiサービスが豊富
海外取引所は、国内では規制されているような**多様な取引手法やサービス**を提供しています。
- 高いレバレッジ: 国内では最大2倍ですが、海外では10倍以上のレバレッジ取引が可能な場合もあります。
- DeFiサービス: 仮想通貨を預けて報酬を得る「ステーキング」や、貸し借りを行う「レンディング」など、多様なDeFiサービスを利用できます。
- IEO/IDO: 新規発行される仮想通貨を、上場前に購入できる機会があります。
これらのサービスは、ハイリスク・ハイリターンな側面もありますが、知識と経験を積むことで、投資の幅を大きく広げることができます。
3. 取引コストが比較的安い場合が多い
海外取引所は、競争が激しい分、**取引手数料が国内より安く設定されていることが多い**です。特に取引量が多い方にとっては、取引コストを大きく抑えることができ、利益の最大化に繋がります。
💡 僕の視点
Webデザイナーの僕からすると、海外取引所はUI/UXが複雑な場合が多いという印象があります。しかし、最近は日本語に対応したサイトや、初心者向けのシンプルな取引ツールを提供する取引所も増えてきており、国内と遜色ない使いやすさの取引所も出てきています。—
海外仮想通貨取引所のデメリット(注意すべき点)
次に、海外取引所を利用する上で知っておくべきデメリットとリスクについて、正直にお話しします。
1. 英語の壁と日本の法律による保護がない
多くの海外取引所は、日本語に完全には対応していません。そのため、何かトラブルが起きた際に、サポートとのやり取りがスムーズにいかない可能性があります。
また、日本の金融庁の認可を受けていないため、万が一取引所が破綻した場合、**日本の法律による保護を受けることができません**。これは、海外取引所を利用する上で最も注意すべき点です。
2. 詐欺やハッキングのリスク
海外取引所の中には、セキュリティ体制が不十分なところも存在します。また、フィッシング詐欺などのリスクも、国内取引所と同様に存在します。
3. 税金計算がさらに複雑になる
海外取引所で利益が出た場合、国内取引所とは別の方法で税金を計算しなければならない場合があります。また、海外取引所の取引履歴は、日本の損益計算ツールと連携できないケースもあるため、より複雑な計算が必要になることを覚悟しておきましょう。

海外取引所の安全な使い方と選び方
デメリットを理解した上で、以下の3つのポイントを守れば、海外取引所を安全に利用できます。
- セキュリティが強固な大手取引所を選ぶ: BinanceやBybitなど、世界的にユーザー数が多い大手取引所を選びましょう。
- 仮想通貨は取引所に置きっぱなしにしない: 海外取引所は日本の法律で保護されていないため、多額の仮想通貨を置きっぱなしにせず、ハードウェアウォレットなどで自己管理しましょう。
- 国内取引所と併用する: 日本円の入出金は国内取引所で行い、送金手数料が安いリップル(XRP)などで海外取引所に送金するのがおすすめです。
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